16/02/08 11:16:49.05 TyDwK26X.net
>>465 この映画って要約すると
作品の感想は人それぞれで色んな意見を聞くのが面白い。
私は、完璧主義者のキューブリックの「フルメタルジャケット」という題名から既に引き込まれた。
ハーグ条約で人道的見地から致命傷にはならずに戦力を落とすという目的で、フルメタルジャケットが
使われている。戦力は落とせるが死に至らしめる事は無い。
しかし、実際の戦地ではラストシーンと同じ様に、殺さずに腕や足を吹っ飛ばす
戦友が傷ついた友を救出しようと走り出す。そこをスナイパーが狙って、また殺さずに
次の戦友が現れるのを待って、戦力低下。数人が手足を負傷して戦力が無くなった事を確認して
スナイパーは最後に敵全員の命を奪う。
友人を助けようとする事は、別の友人を危機にさらすことになる。
これは戦場だけに起こる事では無い。海兵隊の訓練中にも友達を助けようとすることが
他の海兵隊訓練生の友達を苦しめる事になる。
床に散らばる様々な色や形の髪の毛のOP。ハートマン軍曹は言う「俺は人種差別をしない!」
「ユダヤにイタ公、ニガー、、、、全員、全て平等に価値が無い!」
もしも差別や偏見や信仰が無くなれば、本当はジョンレノンの考えとは逆の
地獄に、全ての人が生きているのでは無いのだろうか? love & peace / born to kill
「逃げる奴は全員ベトコンだ!逃げない奴は良く訓練されたベトコンだ!」
「戦争は地獄だぜ!イェーイ!」