16/02/09 23:25:29.61 0MlMYMFf.net
東京都自閉症協会発行の「アスペルガー症候群を知っていますか?、アスペルガー症候群の理解のために」という小雑誌(ローナ・ウィング監修、よこはま発達クリニック 内山登紀夫著)によると、下記の記述があります。
「欠点や困った行動、矛盾点などを正面から指摘して叱責したり、「全面対決」をしてはいけません。
直接対決になって負けを認める位なら死んだ方がいいと思っている子供もいるとハンス・アスペルガーは述べています。
困った行動をとっても大人は感情的にならず、穏やかに論理的に解決する方法を提案することが大切です。」
わたしが接するアスペルガーや、こちらの色々なアスペルガーに関する質問等でも、「絶対に非を認めない」という特質はあるようです。
これは一体何故なんでしょうか?
A:アスペルガーでは、客観的な判断が困難で自分視点の主観的思考中心になりやすく、それに加えて複数の考えを並列することができず、
単一思考となるため、自分視点の自分が正しいという思考だけになるため、「自分の非を絶対認めない」という状況に陥ります。
単一思考で頭の中に『自分が正しい』しかないので、客観的に見て間違っている可能性を考えたり、
「その場が丸く収まるなら」「長い物には巻かれろ」「権力のある人なら特に」といった考えは出てきません。
「本人にメリットがあるのか」といったことも頭の中に無いので、何よりも『自分が正しい』を貫きます。