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なにがおきたん? 読んだやついる?
「ITエンジニア本大賞2023」でVTuberねむの『メタバース進化論』が大賞受賞! | VR Inside URLリンク(vrinside.jp)
株式会社ブイノスは、全国のITエンジニアがおすすめの技術書やビジネス書を選ぶ「ITエンジニア本大賞2023」にて、VTuberねむの著書『メタバース進化論』がビジネス書部門大賞を受賞し、VTuber初の大賞作家が誕生したことを発表しました。
MBA教員が解説 「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」トップ10 | GLOBIS 知見録
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オタクチックな美少女イラストの表紙と「バーチャル美少女ねむ」という著者名に一瞬引いてしまう人もいるかもしれないが、内容は極めて本格的かつバランスの良いメタバースの紹介書となっている。
数年前からメタバースのイノベーターユーザーで斯界の有名人でもあった著者が、実体験やそこでの感想を生々しく書いていること。さらには日本だけではなく海外の先進的なヘビーユーザーに幅広いアンケートを行い、その結果をもとに議論を進めていること。これらもあり、他の評論家の書いたメタバース解説書とは一線を画している。関連テクノロジーや経済の問題にもページを割いていてわかりやすいし、それ以上にメタバースが広がり「分人」化が進むことで人間はどう変わっていくのか、そもそも人間の存在とは何なのかといった哲学的な問いも投げかけてくれている。
メタバースが今後どのように進化してくのかを正確に言い当てることは現時点では難しいが、少なくとも何がハードルとなったり論点となるのかの勘所は本書でかなり掴みやすくなるだろう。ページの合間合間に入るビジュアルも楽しい一冊だ。
執筆=嶋田毅 グロービス経営大学院 教員