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田中角栄元首相十三回忌 旧橋本派の姿なく静かに
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故田中角栄元首相の十三回忌法要が十六日、新潟県長岡市の生家に近い
「西山ふるさと館」で開かれた。
約四百七十人の地元支持者や自治体関係者らを前に、長女の田中真紀子
元外相は「父は七十五年間の一生を激しく、政治一筋に生き抜いた」とあいさつ。
民主党の小沢一郎前副代表、藤井裕久元蔵相、自民党の堀内光雄元総務会長、
相沢英之元衆院議員夫妻らが祭壇に花をたむけた。
かつて田中派は衆参で八十人以上を誇る大派閥。しかし、この日の十三回忌には、
真紀子氏が自民党籍を離れたことなどもあってか、田中派の流れをくむ旧橋本派の
議員は姿を見せずじまい。「小泉改革」によって拍車がかかる旧橋本派の“凋落
（ちょうらく）”をも思わせる静かな法要となった。
（産経新聞） - 10月17日2時56分更新