16/07/29 03:29:27.47 4bjlwoPy0.net
美少女「えへへ、せっかくのデートだしお弁当作ってきちゃった♪」 潔癖俺「……え…」ゾワ
以下は URLリンク(goo.gl) の作者に拠る↑の二次創作
潔癖俺「はっ!!」
医者「夢を見ていたようだな」
美少女「俺君!」
潔癖俺「何だこれ、ループ物か?」
医者「そうだよ」
~5年後
美少女「はい、あ~ん♪」
潔癖俺「あ~ん…って、髪の毛、白いよ。どうしたんだ?」
美少女「お医者さんに歯向かったら、お医者さんに訴えられて……だいぶ苦労しただけですけど??」
潔癖俺「大丈夫か?俺がやっつけてやる」
美少女「俺くんは優しいなぁ♪」
~fin
潔癖俺「かはっ!」
医者「夢を見ていたようだな」
美少女「俺君!」
潔癖俺「やっぱりループものじゃねーか、止めろや!時間が長すぎるわ」
医者「やっぱりって?そうだよ」
~5年後
美少女「はい、あ~ん」
潔癖俺「はい、あ~ん……って、ウインナー突っ込みすぎだから!フェラじゃないんやで!」
美少女「俺君は面白いなぁ♪」
潔癖俺「……あれ、お前、よく見たら両目義眼……」
美少女「今頃気付いたんですか?あの時先生に楯突いたら、実験体にされたんです」
潔癖俺「あの野郎……俺がやっつけてやるから!」
美少女「戦うんですか?私も準備します……!」
~fin
2:名無しさん@お腹いっぱい。
16/07/29 03:29:53.80 4bjlwoPy0.net
潔癖俺「がはっ!」
医者「夢を見ていたようだな」
美少女「俺君!」
潔癖俺「お前……はっ、同じことを言ったら同じ様な展開になっちまうのか?美少女!!好きだ!!!一緒に外に出よう!!!」
美少女「……うん、私、一緒に出るよ」
~5年後
美少女「はい、あ~ん」
俺「はい、あ~ん……って、箸が喉を貫いてるから!何の恨みがあるの!?」
美少女「えっ……すみませんでした。景色が幾何学体にしか見えなくて……」
潔癖俺「俺が図形に見えるのか?どうしてだ?」
美少女「お医者さんに逆らったら、極めて低性能の試験的ハードウェアを取り付けられたんです」
潔癖俺「ゴホ……大丈夫か……?段々ボロボロな身体になっていく……」
美少女「段々……?」
~fin
潔癖俺「ガハッ!」
医者「夢を見ていたようだな」
美少女「俺君!」
パリン!
医者「!この男、ガラスから外に出て……」
~5年後
美少女「はい、あ~ん」
潔癖俺「何でハイハイしてるんだ?」
美少女「お医者さんに抗ったら、足を象のものに変えられて、立てなくなったんですよ……なんで今更?」
潔癖俺「……なぁ、どうやったらこのループから出られると思う?」
美少女「?ループ……?」
~fin
3:名無しさん@お腹いっぱい。
16/07/29 03:30:10.36 4bjlwoPy0.net
潔癖俺「がはっ!」
医者「夢から覚めたようだな」
パリン
潔癖俺「シャーペン借りるぜ……死にやがれこのヤブ医者が」
医者「目が……!あ!ギャピピピピ!!」
~5年後
美少女「……」
潔癖俺「……死んでる……??おい、大丈夫か……!」
潔癖「赤ちゃんみたいなポーズで仰向けだが、箸をナイフみたいに持って、前に突き出してるな……俺を……殺そうとしたのか?」
潔癖「俺が憎いのか?それすら、分からないんだ」
~fin
俺「がはっ!」
医者「夢を見ていたようだな」
美少女「俺君!」
俺「……この問題は俺の問題か……?」
パリン
俺「シャーペン借りるぜ」
医者「?」グサッ…グリグリ
俺「ごぼ……!死ぬのは痛い……苦しい……!」
美少女「俺君!何をして……!!」
4:名無しさん@お腹いっぱい。
16/07/29 03:30:25.68 4bjlwoPy0.net
~5年後
美少女「はい、あ~ん」
潔癖俺「……(夢を見ているふり)」
美少女「……もう、目を覚まさないよね。五年間、ずっとこうだったからね。私の目がウニになっても、四肢がウインナーになっても、耳から箸が出てても、私の事はお弁当だとも思ってくれないわ。……ねぇ小生君。起きて」
潔癖俺「……」
美少女「起きて……」
潔癖俺「……」
美少女「小生君……起きて!!」
潔癖俺「……」
美少女「起きて」
潔癖俺「……」
美少女「起きてよぉ…………私、頭が割れそうだよ…………」
~2日後
美少女「ごめんね」
ゴクッゴクッ
パチッ
潔癖俺「……顔が、凄く治って……」
美少女「小生君!!!わ、私の事???今のちょっとやつれた小生君よりは、綺麗だよ……!」
潔癖俺「ジュース、ありがとう。ところで、俺は大丈夫だ。ところで今、テレビで1999年と出てたが、今は西暦何年だ?」
美少女「?1999年だよ」
潔癖俺「今は2016年じゃないんか?」
美少女「小生君……突然起きるとまた元に戻るよ……」
潔癖俺「……」
美少女「お店でお食事買ってくるね」
潔癖俺「俺も行っていいか?」
美少女「……ちょっとだけだよ」
END