23/08/02 17:36:47.44 qrWJ4TjG.net
>>388
「国民医療費42兆円」という数字を振りかざしても、それだけでは全体像が掴めません。
以下、反論のポイントを述べます。
1. **分類の問題**: 「国民医療費42兆円」は、日本の国民全体の医療費の合計です。
この中には老人医療、小児医療、感染症治療など、さまざまな要因による医療費が含まれています。
喫煙者と非喫煙者の医療費を一律に比較することは極めて非現実的です。
2. **喫煙に関連する医療費の占める割合**: 喫煙が原因の医療費というのは、この42兆円の中の一部に過ぎません。
さらに、喫煙者が支払うタバコ税は、その医療費をカバーするには不足しています。
この差額は誰が埋めるのでしょうか？
3. **社会的コストの問題**: タバコによる医療費だけでなく、火災や清掃費、生産性の低下など、さまざまな社会的コストが喫煙に関連して発生しています。
これらもまた、喫煙者だけでなく、社会全体が負担する問題となっています。
4. **隠れたコスト**: 喫煙による健康被害は、死亡率や疾病の発症率だけでなく、家族や周囲の人々にも影響を及ぼします。
これによる心理的・社会的なコストは、数値で計算することが難しく、見過ごされがちです。
数字だけを挙げるのではなく、その背後にある事実や状況をしっかりと捉えることが重要です。
情報の取り扱いには十分な注意と、全体のバランスを見る姿勢が求められます。