18/04/17 11:32:20.40 .net
よく殺人等の凶悪事件の犯人が過去に猫を殺したり虐待していた例が多いという報告や実例を挙げて、
「猫を殺す人間は人を殺す」との理屈を叫ぶ人がいるが、これは論法が間違っている。
殺人者が過去に猫を殺していた例が多いというデータは、殺人者の数を分母とし、その中で過去に猫を
殺した事がある者を分子にした、両方の経験がある者の割合を述べたものだ。
このデータから導き出せるのは「殺人者は過去に猫を殺している可能性が高い」でしかない。
それに対し「猫を殺す人間は人を殺す」を述べるのに必要なデータは、殺人者ではなく猫を殺す者の数を分母とし、
その中で殺人まで起こした者の数を分子としたデータでなければならない。そしてその割合が多い事をもって始めて
「猫を殺す人間は人を殺す」と言えるのである。
「猫を殺す人間は人を殺す」というのは、根拠にならないデータを元に導き出された詭弁である。
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野良猫の駆除を虐待と言い猟奇殺人に繋げる人がいるが、肝心な部分を見落としている。それは虐待目的で
猫を殺す人間にとって、対象の猫が死んで行く過程を見られなければ意味が無いという事。
虐待目的の場合は対象の猫が苦しみながら死んで行く様を見て、嗜虐心を満足させる。だから死の過程が
見られなければ、満足する事ができない。
ところが駆除の場合、猫が死ぬ過程を見る事は殆ど無い。毒餌を使う方法で最もポピュラーな不凍液を
使う方法は、毒が遅効性の為、死の過程を見る事は難しい。見るには毒が効き始める半日の間、猫を追跡
しなくてはならない。これは殆ど不可能だ。即効性の毒でも、設置後は別の事を始めるので、見る事はまず無い。
捕獲して保健所に持ち込む場合も、保健所職員によって殺処分されるので、これも死の過程を見る事は無い。
見る事ができるのは、捕獲した猫を自分で殺処分する場合だけだ。
このように駆除目的と虐待目的では、明らかな違いがある。