21/10/16 21:43:37.10 KrQKfqTR.net
そもそも、
このチューリングの万能チューリングマシンと言う概念がない頃は、
万能コンピュータと言う物は無くて、
全て、単機能のコンピューターだったと言う話になる。
まあ要は、
足し算だったら足し算しかできないコンピューターしか無かったと言う話になる。
つまり何か別の処理をしようとしたら、
その処理毎に、
回路図を引いて配線をし直すと言う
膨大な労力と時間が必要だったと言う話になっている。
そんな使い勝手の悪い、
単機能コンピューターしか無い頃に、
ノイマンがチューリングの論文を読んで、
アレコレ使えんじゃね?と思って、
万能チューリングマシンの構想を取り込んだ、
ノイマン型コンピュータと言う物を考案して行くと言う流れになっている。
そう、万能チューリングマシンと言うのは、
ソフトとハードウェアを分けて、
ソフトを切り替える事で、
いちいち配線を、全部組み替えること無く、
望んだ処理ができるコンピュータの事を言っている。