21/09/22 19:49:18.67 s1oyJtC3.net
また、
通貨自体は、質的に同じものを返済する必要がなくて、
量的に同じものを返済すればいいだけなので、
通貨供給が潤沢に行われる→通貨の価値が減少する
→通貨を集めやすくなる→借金の返済がしやすいと言う状態になる。
例えば、
世界中の日本円の合計が1000兆円として、
10年後に一括返済の
3000万の借金をしたとする。
10年後に
世界中の日本円の合計が2000兆円になっていれば、
内部留保やら家計の貯蓄によって実際は違ってくるが、
3000万の借金は、
10年前の1500万円程度の価値しか持っていないので、
返済が容易になっている。
また逆に、
10年後に日本円の合計が500兆円になっていれば、
(実際こんな事はありえないけれども)
3000万円の借金は、
10年前の価値にすると6000万円に膨れ上がってるので、
返済が大変になってしまう。
これが、
通貨量を減らしたらダメだって話の根本的な仕組みになってる。
通貨が借金で生み出されている以上、
通貨の量が仮に減っても借金は減額されないので、
通貨は増え続けなければならないと言う話になっている。