20/09/05 21:55:13.04 Ly8yr030.net
ここから、
チューリングテストに絡めるには、
もう少し、
このゲーテルの不完全性定理を理解する必要があるので、
そこを掘り下げる必要がある。
チューリングマシンに関しては、
後で掘り下げるかも知れないけど、
まあ、理想的で何でも計算できる機械と言う考えで、
ここでの文脈としては、だいたい問題がないはず。
ゲーテルの不完全性定理で言ってる事は、
理論はどっかで破綻するし、
前提の正しさは、前提から生まれる理論体系の中から証明できないと言う話になっていて、
これを一般的な理論に当てはめた場合、
理論はどっかで破綻するってのは、
まあ、イメージが難しくないかもしれないけれども、
前提の正しさは、前提から生まれる理論体系の中から証明できないと言う点は、
オレの理論の正しさは、オレが言ってるから正しい、
その正しさはオレが保証するなんて事は、
なんの保証にもなってないってだけになる。
ただし、これは科学全般、理論体系全般の問題を明らかにした証明でもあって、
理論というのは、前提のどこかに、理論の飛躍を含んでいる、
前提には、よく分からないブラックボックスが存在しているよと言う事を、
証明したと言う話になっている。