18/07/11 12:45:49.51 hu9NYDUW.net
>>164
IBMでは、IBM Q Networkを通じて、20Qbitの汎用量子コンピューティングシステム「IBM Qシステム」をクラウドベースで提供しますが、IBM Q Network参加メンバーには、ここへのアクセスがオファーされることになります。
そして、IBMのサイエンティストやエンジニアと直接連携し、特定の業界向けに量子コンピューティングの活用分野を開拓することになります。
現在、IBM Qシステムを利用できる最初の顧客として、
JPモルガンチェース、ダイムラーAG、サムスン、JSR、バークレーズ、日立金属、本田技術研究所、長瀬産業、慶應義塾大学、オークリッジ国立研究所、オックスフォード大学、メルボルン大学といった12の企業、団体、学校の名前が挙がっています。
このなかには、日本の企業や大学も名前を連ねていますが、そうした企業のCEOやCIOは、今の時点から、量子コンピュータを学んでいかなくてはならないという危機感を持っています。
この技術は、今は研究開発段階ではありますが、実用化が見込まれる2・3年後に動きはじめては遅すぎるということをしっかりと理解しているわけです。IBM Q Networkを活用することで、今から量子コンピュータの世界に触れたり、学んだりすることができるわけです。
今は大変な時期が訪れています。それに対して、われわれも、慎重に、責任を持って行動しなくてはなりません。これまでにもテクノロジーの変化には、責任が伴いましたが、今回の変化は、これまで以上に責任が重要になると考えています。