18/05/03 03:02:02.88 JabOJRN1.net
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総務省によると、日本全体の研究開発費は1800億ドル(15年)に達し、米国の5千億ドル、中国の4100億ドルに次いで世界3位だ。国内総生産(GDP)に占める割合は3.6%。
米の2.8%や中国の2.1%を上回っており、規模の面では日本は依然として「研究開発大国」といえる。
だが第一生命経済研究所の星野卓也副主任エコノミストは「日本企業の競争力には懸念が多い」と話す。
その大きな理由が基礎研究の伸び悩みだ。特定の用途を定めない、理論や新現象を対象にする基礎研究は全ての土台。
経済協力開発機構(OECD)の調査では15年の日本企業の基礎研究費は07年から4%増にとどまった。「08年のリーマン・ショックなどを機に日本企業に短期的な利益を求める傾向が強まった」(星野氏)。
かたや米国の基礎研究は2倍増(人件費ベース)の勢いだ。