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服役中は模範囚、出所半年で犯行準備…前上容疑者
インターネットの自殺サイトを利用した連続殺人事件で、大阪府警に逮捕された
人材派遣会社契約社員・前上博容疑者(36)が、3年前に起こした傷害事件で
服役中、両親に毎月、反省の手紙を送るなど更生に意欲を見せ、模範囚として
刑期を3か月残して仮出所していたことが12日、わかった。
その一方で、出所約半年後から自殺サイトに頻繁に接続、自殺志願者を
探していたという。逮捕から1週間。前上容疑者の「二面性」が浮かび上がった。
調べによると、前上容疑者は2002年4月、通りがかりの男子中学生の口を
突然、押さえつけるなどして逮捕された。
この前年、同様手口で中学生ら女性2人を相次いで襲った傷害事件で
懲役1年の有罪判決を受け、執行猶予中だったため、この刑期を含む
1年10月の刑期で服役した。大阪南郵便局員だった1995年、
同僚男性の首を絞めて気絶させたとして傷害容疑で逮捕され、懲戒免職に
なったが、この時は両親が慰謝料を支払い示談した。
服役中、前上容疑者は毎月、両親に手紙を出していた。
手紙で前上容疑者は「もうしません」と更生を誓い、
「申し訳ないことをしてしまった」と被害者への謝罪の思いもつづっていた。
服役態度も良く、「反省の意思も顕著」として昨年3月に仮出所した。
逮捕されるまで勤務していたカメラ機器製造工場の上司は「無遅刻無欠勤で、
仕事ぶりも信頼していた」と話す。
出所約4か月後の同7月、被害者らの遺体撮影に使ったカメラ付き
電子手帳を購入した。10月には、自殺志願者を装い、自殺サイトへの
書き込みを始めた。前上容疑者は、こうした犯行に至る経緯を詳細に
語りながら、時折、「人が苦しむ顔が見たい」という性的嗜好(しこう)に、
自ら苦悩していた一面ものぞかせているという。