17/09/03 21:03:32.71 4UM3Ig+D.net
カオス理論が期待された時代があったねえ
コンピュータの演算速度も上がってきたし、カオス的挙動をする自然現象の再現が進むことで
一気に自然科学の精度が上がるのではと
よく考えたら、25年前は「空気を清澄にしたつもりの部屋で上から落とした紙がどこに落ちるかも分からない程度」
というくらい、コンピュータの演算速度はショボかったんだよな
それが今じゃデコボコの枯れ葉が落ちる様子も、風向きの情報が各地点で正確に分かっているならかなり高い精度になったんだと
2001年くらいにシミュレート板で「乱流の計算をしたいんですがcmメッシュならできるけどmmメッシュでは研究室のワークステーションで
性能が足りません><」なんてレスがあった
でも今はそれくらい余裕なんだとさ
で、ナヴィエ=ストークス方程式なんて解がカオス的な挙動をするものの代表だよなあ
スケールの相似性も何もあったもんじゃない
そのうち大昔の師匠の勘みたいなのをAIが学んで「こんなスケールと流速と粘性ならこの位の初期条件と境界条件だとメッシュ配列の収束が速いんだよな」
とかでざっと境界値を並べて、殆ど値を変えずに高精度の近似値を出すようになるのかもね