17/02/13 15:43:44.70 d6S57QQi.net
「お金の無い社会」を希望する多くの人は、お金の余裕が無い人達だ。
そりゃ、最初からお金の無い人ならば、お金の無い社会の方が
都合いいと思い込んで当然だ。
しかし、お金の無い社会でも労働が無くなるわけではない。
身体に障害は無く、肉体は最低限は健康だと想定する。
物々交換が主体になるとして、何も提供できない人だっているはずだ。
まさか芋掘りの手伝いをさせられて、労働の対価として芋を得て、
他の物品と交換するのだろうか? そんなもんは、今でもできる事ではないか。
それすらする努力や気力がないのに、どうしてそんな人が
「お金の無い社会」を希望するのやら。
たとえ、お金がなくなっても、したくもない労働をするのでは無意味だ。
ある人が絵や音楽を作るのが好きで、下手だけど魚と交換してくれ
という話ならばまだしも、芸術的な意欲もゼロで、
技術(テクノロジーからコミュニケーションまで多彩)も知識も無い。
そんな人こそお金の無い社会で一番困るのだ。
お金が無い世界だと、今より楽だと思っているのではないか?
お金のある今の世の中で、うだつの上がらない人が、
お金のない世界で急に才能を発揮するとはとても思えない。
問題があるとすれば、お金ではなく個人となる。