17/01/16 10:36:52.18 W2c292/x.net
米航空宇宙局(NASA)は、推進剤を使わずに宇宙空間での加速が続けられる
新型推進機関「EMドライブ」のテストに成功した。
EMドライブを使うと月までは4時間、火星まで10週間で到達可能となる。
既存技術では数十万年かかるアルファ・ケンタウリ(地球から約4.3光年)への
宇宙旅行も100年まで短縮できる。
EMドライブは密閉容器内でマイクロ波を反射させることで推力を得る推進機関であり、
太陽電池で発電するだけで推進剤なしで宇宙空間での加速を続けることができるとされるが
科学者の間では「運動量保存の法則に反する」という理由で懐疑的な見方がされていた。
2009年に中国の研究チームが行ったEMドライブの実験では、720ミリニュートンの推力が
発生したと報告されたが、真空中で行われた実験ではなかったため、宇宙空間の環境を
反映していないという批判があった。
今年NASAが行った実験は真空チャンバー内で行われ、浮遊磁場の影響を低減させるなど
より厳密な条件で実施されたが、依然として推力が発生することが確認されたという。
EMドライブがどのように推力を生むのかは未だ解明されていないが、NASAイーグルワークスの技術者で
EMドライブの研究に携わるポール・マーチ氏は「ローレンツ力が関与している」としている。
URLリンク(i.dailymail.co.uk)
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