17/01/15 02:38:23.02 3mW4Dmn/.net
一方、
量子ゲート方式では、量子ビット同士を論理ゲートに通して自由に状態を設定することができる
ただし、その分量子の状態が不安定になりやすい、量子をいじるのはあくまで物理現象なので正確さが必要、しかも今の技術では常に絶対零度を保たないとすぐに状態が壊れてしまう
現状は10量子ビットくらいしか作れない、これでハードがショボすぎてまともに効果を発しない
その反面、量子の状態を自由に操作できるってことは、自由にプログラミングが可能。一応古典コンピューターができるビット変換は量子ゲートでもまったく同じ結果が出せるの、つまり同じことができる、無駄は多いけど
そにうえで、古典コンピューターにはできない並列計算もできるので、因数分解のアルゴリズムと、格段的に効果的なDB検索のアルゴリズムが既に開発されている
ただ、現状では量子アルゴリズムは複雑すぎて、まだ確率しているアルゴリズムはこの二つだけ、
その意味で「限定的」という表現をされている
しかし、今後の研究次第では量子ゲート方式はいろんなアルゴリズムが生まれる可能性があり、
それこそ無限大な可能性を秘めている
それなのに、
量子アニーリングは「幅広い」
量子ゲートは「限定的」
こういう評価をする奴がいる、本当に量子コンピューターを理解しているの?かと思えば、そいつは量子アニーリングの発見者でした
世間の量子に対する疎さを利用してそこまでして自分の研究がすごいんだと言いたいのかな、って思っちゃうんだよね