16/04/04 20:59:35.51 oClheAcW.net
国内のIT業界は、ITを使いこなせる人材を必要とする企業が増えていることなどから、
専門性を持った技術者の不足が深刻で、人材不足を補うために外国の大学の卒業生を
採用する企業が増えています。
大手人材コンサルティング会社によりますと、ことし春までに外国の大学の卒業生を
採用した企業は全体の2割を超え、2年前の倍以上に増えていて、半数以上を、
中国の大学の卒業生が占めています。
このうち、人工知能を搭載した最先端のシステムを開発している東京のIT企業では
、ことし中国の大学の卒業生200人を新たに採用することを決めました。
この会社では優秀な学生を確保するために年間の給与を、入社1年目で
最低600万円に設定しているほか、評価に応じて、最短で2年目で、
およそ1000万円に引き上げる制度を導入しました。
「中国は人口も多く、人材も豊富だ。トップレベルの人材が不足するなか、
技術力が高く、即戦力としてのメリットが大きい」と話しています。
中国の人材を巡っては、中国や欧米のIT企業との間で奪い合いが起きているといい、
今後、獲得競争がさらに過熱すると見られています。