15/08/25 04:11:49.13 w8sY4hpg.net
>>395
それで、その高いレベルにある日本に国外からその技術を学びに来る研究者が
多数いるわけかい?今はその逆なんじゃないの?はっきりいって研究の質も成果も下層だし、肝心のAIはソフトウェア
であってハードウェアの経験や公共事業の規模とは無関係なんだよね。
ハードウェアのパーツ(そのパーツの核となるチップは海外製品)を組み合わせる人材は
困るほどいる。だが、ソフトウェア開発の逸材という意味では全く不在といっていい。研究者は理論ができても、キーとなる技術は
海外のどこどこが開発したパッケージを使うため、周回遅れの技術を使うしかないが、
アメリカでは普通にAI関連の論文を書いている研究者がソフトウェアエンジニアとして
アプリケーションを開発することもあれば、コンパイラやカーネルを書いていた技術者が
AIの研究にはいることもできる。人材の流動性もある。投資銀行からゲーム会社、
VRベンチャーからビッグデータ、MSやCiscoからGoogleさらにAIベンチャーからFacebookへ
といった感じで色々な会社を転々として技術を盗んだソフトウェア開発者であったり
情報科学+脳科学の両方の博士をもった研究者もアメリカには
多くいるが、日本ではNECから日立でさえ転職が難しいレベルだからどう考えても技術の
熟練や知識の広さが違う。
AI研究の競争力は並列分散処理技術とほぼ等号する。つまりビッグデータ関連の基礎技術(ソフトウェアエンジニアリング)
ということになるが、この分野で日本の研究者はゼロプレゼンス(NTT-Dみたいに金でコミッター
の地位を買うなどあるが、それは除外)といっても過言ではないし、
それがそのままAI研究の基礎力、競争力となる。
あとAIに使う数学やモデルは大学1~2年程度のもので理論を学ぶより、ひたすらコーディング
をするのが強いんだが、日本だとプログラミングを職業教育と見下していて、
RのパッケージやPythonしか使えないような人材が大半。
ただし物理的なロボットを作る、物作りのエンジニアであれば国際競争力は高い、だがPepperの
開発でも分かる通り、やはりハードウェア重視でソフトの開発力は世界でも下層に
いるという認識だ。いずれ黒船が来て日本の似非AIは全て淘汰される運命だと思うよ。