15/04/14 16:55:30.85 S/fVCnEI.net
・もしまったく何もない状態から、突然に運動準備電位が起こったのだとすると、
無の状態から突然電位が生じることになってしまう。
したがって運動準備電位を生じさせた原因は何か?ということになる。
リベットの実験では、腕を曲げるという課題が最初に与えられていたのであって、
完全な、自然な状態での自由意志を観察したものではない。
①運動準備電位が発生→②意図が起こる『腕を曲げろ』→③手が動く・・・の前に、
『いつ腕を曲げようか』とか『腕を曲げる準備をしなくては』というような意思が先に働いていたのではないか?
運動準備電位はそれ以前の意思の結果ではないのかという疑問が生じ、
無限退行に陥ってしまう。
実験系による純粋な自由意思の検出が困難。