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◆博士号「取り消し該当せず」=調査委、草稿誤提出と認定―早大・小保方氏論文
時事通信 7月17日(木)16時46分配信
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理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが2011年に早稲田大大学院で
博士号を取得した論文について、早大の調査委員会(委員長・小林英明弁護士)は17日、
文章や実験画像の流用は誤って草稿が提出されたことが原因で、博士号の取り消し規定に
該当しないとの調査報告書をまとめた。
早稲田大の鎌田薫総長は記者会見で「報告書の結論を慎重に吟味するが、
そのまま学位論文として存続させることは困難」と述べ、取り消しや取り下げ、審査のやり直しなどを
検討する考えを示した。
報告書の概要によると、博士論文には序章部分の流用や実験画像の間違いなどがあったが、
この論文は小保方氏が11年1月に指導教授らによる公聴会に臨む前の草稿が誤って製本され、
大学に提出されたものだった。
調査委は小保方氏から「当時完成版として提出しようと思っていた」とする論文を提示され、
草稿段階の過失と認定した。
つづく