11/02/08 21:57:48 EBWtyB1W.net
工業用電磁ハンマーで恐喝目的の相手を射殺した男逮捕(IPNN **/**)
同盟警察アキバ星支部○○署は銀河標準時2月8日14時頃、口論となった相手男性を工業用電磁ハンマーにより射殺した容疑で地球連邦出身の会社員A容疑者を逮捕した。
同署の調べによると、A容疑者は「アキバ星の部品販売店に部品を買い付けに行ったところ、途中で不良グループに絡まれたため身の危険を感じてとっさにポケットに入っていた電磁ハンマーで相手を撃った」との供述。
犯行に使用されたものはクガヤマ工業製の携帯型工業用電磁ハンマー。
アキバ星では近年、「人気ゲーム機の恐喝を目的とした不良グループが相手にマイクロウェーブスロワーで焼き殺された」、「溜り場に集まっていたところに携帯型ギガ波動砲を撃ちこまれた」等の「逆襲」に遭うケースが昨年より続発しており、同盟警察では対策を急いでいる。
※工業用電磁ハンマー…特殊合金や超硬質セラミックス等への穴開けや、大型パイルの打ち込みなどに使用される工具の一種。
電磁力によってハンマーヘッドを高速で打ち出す工具であり、その動作原理及び構造は軍用のレールガンとほぼ同一である。
「超硬質の材料を打ち抜いたり、或いは巨大パイルの打ち込みに使われる」という性質上非常に高い出力でハンマーヘッドを打ち出すため
(メーカーや型番などにも依るが、一般的に破砕エネルギーに換算した際はクラスS++級の破砕能力を持っている場合が殆どである)、
対人用の武器として使用された際は「軍用のエネルギーシールドでも防ぐことが不可能に近い」、
「例え機械化された相手であっても直撃時は粉砕されてしまうことは免れない」等の点が問題視されている。