11/07/03 08:15:20.82 rIRlll5Z.net
まずレス..113で炭化水素が光分解されて窒素になったとかアホな事を書いた事をお詫びする
原始大気のところでアンモニアも当然書くべきところでなぜかメタンに代表させてしまった事による失念でした。
>>114
まずハイドロダイナミックエスケープや電荷交換、衝突解離などの非熱的散逸過程でも
地球が流出しているのは殆どが水素とヘリウムで火星からは僅かに存在する水蒸気から分解された水素の他
酸素なども流出しているようだ。(地球からの酸素の流出は極めて微量)
確かに太陽風密度の小さな火星のほうがプラズマとの衝突密度は少なくなるから流出密度が減少することには同意するが
①大気の散逸する外気圏の広がりが地球の15倍(体積)あること、つまり投影面積→体積は火星の方がかなり大きい
②外気圏底高度(地球500km 火星250km)での脱出速度に重力の違いで2倍以上の開きがある
③地球大気と火星大気の質量にそもそも200倍の開きがあるのに果たして同列に語れるだろうか?
以上の理由で総論には同意しかねる。