10/12/30 12:03:42 Tf8raNT0.net
>>42
それってどういう側面で見るか捉えるかってことでしょう
命令語を簡略化してソフトウエア側で対応する考えという分類ならば
途中がCISCでハードウエアの中枢がRISCであってもソフトウエア部分
ではそれを判断しないのならユーザーにとってはCISCでしかない。
ハードウエアで構成されるマイクロコードの領域でワイヤードロジック
をどのように分類とか意味ない。
今後の中方情報処理装置としてのCPUならば、そこで働く仕掛けが
記述式ソフトウエアというノイマン型を超えられるかという点も重要だろう
流体計算特化のような行列マシンや、ニューラルネットワークやら
ファジーのような行列計算ならば、そこにはソフトウエアを後付で
プログラマーが激しい人件費をかけて長期に開発するとかの必要はない、
データと簡易の定義モデルがあればいいだけの話しになる。
現在のCPUとはマルチコアにしてもオブジェクト指向でクラスを抽象化しても
リスト言語のように曖昧なものだけを扱っても。根幹には手続き(仕掛け)
を実行するタイプの情報処理でしかない。
その仕掛けとはソフトウエアのことでそのソフトウエアを提供する側と
利用する側で完全に分かれているのが現状のそれである。
CPUもその利用状態に特化している。なぜって?論理思考が重要だからだ
感に頼る雰囲気的に空気を読み形而上の類から形而下の写像を行うという
考えではない、それを処理するのは非ノイマンタイプってことな。
で?非ノイマンタイプで最も重要なのは計算ではない、
情報の接続と保持、今のCPU周辺技術でいえばメモリ帯域とメモリ量
ということになる、CPUはそれのデータを関連させる(演算)だけの役割で
高性能は必要ないってこと。
何故?大容量になるほどメモリの速度が遅いからだ、コンデンサメモリの
1ビットのチャージ更新タイムは50MHz程度から向上していない。
それは前世紀からほぼ停止している。何故って電荷の0と1を区別し
ノイズではないという敷居値を含めるとSN比から最低の電荷量に
ぶつかる。並列化してIC全体の上っ面の速度が早くなっているように
見えるだけにすぎない。