10/11/10 07:30:44 V7/xD+a5.net
>>115
将棋に特定せず、勝負の類、ゲームの類では負けないのは簡易だが
勝つのは難解である。
負けないを極めたものは勝利を極めたものより勝負回数が多いほど
強いってことです。
また勝利を多く呼び込むものは、紛れを嫌う可能性を排除する為には
目前の小さい駆け引きすら捨てる。
最後に勝つという条件を得る為に目山の勝負にこだわれば勝利は呼び込めない。
勝つとは相手に負けてもらうことであって、自分でねじ伏せて勝つことで
はないという考え方である。
勝負は相性で決まる、同じ性質で勝負すれば性能の良いほうが勝つには
確定している。相手の性質を利用し相手の行動で性質を誘発する手法は
神業とも言われる。目の前の勝負を捨て最後に勝つ。これこそ神業である。
勝ちたいという心を捨てることは勝負では非常に困難という原理がある。
故に相手の勝ちたいという心を利用することは最終的に勝つ為の布石として
最高の術である。なん手も先にある結果はこの勝ちたいという心が強い
ほど見えなくなるという心の仕組みがそこにある。