18/10/12 00:25:53.28 3ZfPsqVFD
>>100 つづき
最近、私たちは来るべき宮城県沖や長町-利府断層で発生する大地震を予知する試みも開始しました。地震発生前の地殻の微小なひずみの結果、地殻から放射性のラドンガ
スが大気中に放射され、大気が電離することで地震前電磁気現象が発生するとの作業仮説をたて、深部断層を貫く深井戸の大気ラドン濃度観測や電波伝播異常観測を実施して
います。
地震や断層の問題を難しくしている理由のひとつは、地殻が均質ではなく、多くの欠陥を含んでいるからです。これを乗り越えるため、Yang-Mills場に類似した新しいゲージ
場理論的連続体力学による重力・電磁場をモデル化する研究も行っています。地震に伴われる電磁気的現象の研究は、断層岩の磁性の研究を通して、初期地球のダイナモ活動、
隕石衝突時のプラズマ磁場生成、原始太陽系星雲の磁場の研究といった惑星科学の現象解明にも発展しています。研究とは思いがけない発展をするものですね。