18/01/21 20:40:52.96 nClylmyG.net
>>781
フィラメント製造機は既製品がいろいろあるが、チップや添加剤の選択肢がほとんどない。
例えば、CFR-PETGはCFRも売ってないし(フィラメントにすぐ使えるものは)、PETGもほとんどない。
また、私は現状PETG系のフィラメントに満足しているので、これ以上の性能のフィラメントを作りたいという強い動機もない。
それから、多くのメーカーは20~30kg単位(10~15万円程度)でカスタムのフィラメントを作ってくれるので、
仕事で特殊なフィラメントが必要になれば、自分でやるよりメーカーに依頼したほうがいい。
ただし、色数はほしい。
それで、フィラメント製造機がやっていることをプリント時に行う3Dプリンターというのは考えてる。
複数のフィラメントを合体して一個のノズルから出すプリンターは既に一般的だが、
それらはプリント中に色を変えることを前提にしているので、フィラメントの数だけモーターが付いている。
その結果、多くはボーデンだ。
そうではなく、一個のモーターで二つのドライブギアを回し、ドライブギアの回転比は事前にギアの組み合わせで指定する。
そして、プリント中は色(二つのフィラメントの混合比、ギア比)を変更しない。
こうすると、現状の3Dデータ、スライサ、コントローラ、ファームウエアを全く変更せずに、
ギア比をいじるだけで2色のフィラメントの中間色を自由に作れるようになる(もちろん20階調程度だが)。
例えば、CFR-PETGに各色のPETGを混ぜれば、性能的にはCFR-PETGで、ダークカラーの作品を作れる。
また、白のGFR-PETGに各色のPETGを混ぜれば、性能的にはGFR-PETGで、パステルカラーの作品を作れる。
私としてはこれができれば十分。