18/01/20 23:51:34.47 7yeRdLqJ.net
直径0.25mmのノズルを作ったついでに、0.1mmと0.6mmのノズルも作ってみた。
まず直径0.1mmのノズルは、中華激安0.2mmノズルの穴を銀ロウで塞いで、0.1mmのドリルで穴を開けなおすという簡易的な方法で作った。
加工自体はごく簡単で10分程度。また、問題なくCFR-PETGやPETGをプリントできた。
下はオリジナルの1/2のラーメン模様。
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ただし、プリント上の問題が0.2mmまでとは全然違う。
まずエンドストップ。
私はマイクロスイッチをエンドストップに使っているが、さすがに20um程度の誤差が出る。
0.2mm(積層厚0.12mm)までは問題ないが、0.1mm(積層厚0.6mm)だと一層目の品質に差が出る。
というわけで、ここはフォトインタラプタに変更する。
次に、機械的精度は概ねいい。
それよりも、フィラメント自体の射出安定性や粘性、気泡などの問題の方が大きい。
これはフィラメントそのもの、ファームウエア、プリント設定、ノズル長等を最適化していく必要がある。
ハンコへの道は遠い。
最後にノズル詰まりの対策。
さすがに0.1mmのノズルは詰まりやすく、ゴミ取り対策が必要、
ゴミ取り対策というのは、ノズルの内側をきれいにドリルでさらえるようにしておくということ。
ノズルの前からゴミを押し戻してもまたすぐ詰まるので、後ろからドリルでさらうしかない。
ところが、0.1mmのノズルは2mmのドリルではさらえない。外壁にぶつかるので。
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ノズル長を長くする手もあるけど、どっちにしろインサート化が必須なので、
今回は2mmと1mmのドリルで二段階にさらう方式にしようと考えている。