18/01/20 20:56:32.66 g6Ra5MlG.net
>>515
それから、SLAは20cmぐらいまでならいいけど、1mとかになると光学系が相当大変になる。
私は昔大型レーザープリンターの光学系の設計をやっていたが、HeCdレーザーからドラム面まで1m以上あって、
鋳物の塊でフレーム作っていたけど、けっこうブレてた。
LEDプリンターなら問題ないが、幅1mのLEDヘッドなんて存在するのかどうか疑問。あったとしても高価。
DLPの場合、20cmなら2000pixelで0.1mmの分解能になるが、1mだと0.5mmに下がり、FDM以下になる。
いずれ8KのDLPとかが一般化するだろうけど、やはり高価でコントロールも大変。Arduinoで扱えるものではない。
その点FDMは、何の問題もなく1mにできる。一番の問題は置き場所。
>>522
射出成形の精度、自由度は低い。
例えばプラスチックレンズは、射出成形後の歪みを金型にフィードバックして成形している。
つまり、金型は最終的なレンズの形になっていない。
また、射出成形でネジは切れないし、435に書いたような部品を作る場合、後から機械加工で穴を開ける必要がある。
私も3Dプリンターで出せない精度がほしい場合はNCフライス盤で追加工しており、
さらにサンドブラストとか塗装工程まで含めれば射出成形とFDMに大差はない。
唯一差がつくのはレンズのような透明部品で、これだけは確かにFDMではできない。