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誇大妄想
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
自己を誇大に評価する妄想。
自分は人並みすぐれた才能をもっているなどと信じるもののほか,王家の出身と信じる血統妄想,神の子と信じる宗教妄想,偉大な発明や発見をしたと信じる発明・発見妄想,有名な俳優などの恋人と信じる特殊な恋愛妄想などが含まれる。
躁病,統合失調症,老年痴呆などにみられる。
百科事典マイペディアの解説
躁病,統合失調症(精神分裂病),進行麻痺(まひ)に多くみられる妄想の一種。
英語ではmegalomaniaないしdelusion of grandeur。自己の能力,容姿,地位などを過大に評価し,それを確信すること。
世界大百科事典 第2版の解説
自己を過大に評価する妄想,たとえば,自分は予言者である,新しい発見をしたなどとありえない内容の考えを確信すること。
自己を過小に評価する微小妄想と反対のもので,妄想の種類として血統妄想,宗教妄想,発見妄想,恋愛妄想などがあげられる。
おもに次のような精神疾患に出現する。
躁病の誇大妄想は高揚した自我感情から発する願望や空想がそのまま異常に強く確信されたもので,固定的ではない。
進行麻痺の誇大型でも高揚した感情状態から誇大妄想が生じ,判断力などの知的能力の低下が加わって,グロテスクな内容になることが多い。