19/04/25 22:56:12.23 RqW8YNAJ.net
内閣府は南海トラフの巨大地震による最大クラスの被害想定を公表した。
静岡県内は最悪の場合で約11万人が死亡し、約32万棟が全壊。最大津波高は
下田市の狼煙(のろし)崎付近で33メートル、中部電力浜岡原子力発電所
(御前崎市)周辺では19メートルで、県内沿岸に数分で到達する恐れがある。
県内の自治体や企業は減災に向けた取り組みを急ぐ。
死者数は冬の深夜に発生したことを想定した場合で、9割近くが津波で死亡。
最大震度は静岡市や浜松市など県中部から西部地域が震度7で、東部や伊豆半島
は6強~6弱だった。
最大津波高は3月末の発表では下田市が25.3メートルだったが、より詳細に推計
した今回は33メートルに上昇。ただ、33メートルは狼煙崎付近の津波高で、
下田港内は12~15メートル。浜松市南区で16メートル、静岡市駿河区で13メートル
となった。19メートルの津波が襲う可能性がある浜岡原発で、中部電は海抜
18メートルの防波壁を建設している。県の川勝平太知事は29日、
「防波壁は15メートルの津波を想定して建設されているが、
19メートルはそれをはるかに上回る。防波壁は(高さなどを)
考え直さなければならない」と中部電に追加対策を求める考えを示した。