15/01/16 06:15:10.74 .net
>>548
>>535にも書きましたが、知る限りで自由度のいちばん高いのは…
「ぺんの力」(日本書道教育学会)
手本を参考にしつつ自分の書きぶりで書けと指示されます。
日ペンのようにどの先生も田中流に合わせた手本を書くという方式ではないため、パイロットで言えばB系統やC系統、
またそれ以外の流れをくんだような手本も出てきます。あくまで「参考手本」なので先生方もご自分の書きぶりを
自由に出してくるようです。経験者には肩がこらずやりやすいシステムだなと感じます。編入審査も受けられます。
東京書道教育会の「筆心」も比較的に個々の書きぶりを許容する方ですが、硬筆は一ヶ月
おきにしか昇級審査を受けられません。経験者でも基本的に編入はさせず、10級からこつこつ
行くしかありません。硬筆に関しては、通学もせず通信指導も受けず競書だけだと昇段級に
かなり時間がかかります。
日ペンだと田中流が好みでなければ入会する気になりませんが、書きぶりの自由度の高い団体だと
それがありませんね。初心者向けではないが、基本を身につけたあと自分の字を創っていきたいという
中級後半から上級者には向いていると思います。