08/05/12 03:42:04 .net
>>307
サ行とタ行に問題がある場合は、
■前歯の歯並びが悪くて擦過音が正しく発音できない
■顎関節の関係で噛み合わせに問題があり正しく発音できない
…だから、ボイストレーナーだけでは完全には矯正できない。
ただし、一般社会生活であまり問題がないレベルには回復可能。
とにもかくにも、基本はまず、母音の発音と発声を安定させること。
そのためには表情筋と唇をしっかりと使った発音を心がける。
タ行は、舌の先端部と上顎の前の方による破裂音なので
舌先を意識した発音を心がける。
サ行は、上下の門歯の間を通り抜けていく音なので
自分の歯並びに合わせて子音Sの練習を続けること。
あと、サ行・タ行が悪い人は、焦って喋りがちなので
ちょっと落ち着いて話すだけでも随分と改善される。
頑張ってね。
(マメ知識)
近年は、ボイス・プロダクションとボイス・プロジェクションの
違いを理解していない無学なトレーナーが増えている。
ボイス・プロダクション(作声)は「声を磨くこと」、
ボイス・プロジェクション(発声)は「声の出し方」。
まず、習う側が「自分が習いたいのは、作声か発声か」を意識すること。
その上で、トレーナーにリクエストすれば、
自分の教わるトレーナーのレベルは簡単に推し量ることができる。