24/05/01 23:43:22.57 +PGaGOxg0.net
ただし何度も言ってる通り
エリスリトールでプラーク除去し易くなっても虫歯予防できるわけじゃない>>649
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キシリトール入りのチューインガムを長期に食べ続けると、ミュータンス・レンサ球菌の数が減るという報告はいくつかあります。
しかし、これは上記の無益回路によって菌が死ぬというよりは、歯垢のpHを頻繁に下げないためと考えられます。
ミュータンス・レンサ球菌や乳酸桿菌、低pHレンサ球菌などはpHの低い状況で生き残る力(耐酸性)の強い、それゆえむし歯を起こす力の強い細菌です。
そのため、頻繁に間食し、歯垢のpHが頻繁に低下する環境では、これら耐酸性の強い菌は優勢になります。
これに対し、pHがあまり低下しない環境では、他の菌が優勢になります。
ですから、ミュータンス・レンサ球菌の数を減らす効果は、キシリトール独特のものではなく、歯垢のpHを低下させないマルチトールやエリスリトールなどでも同じ効果があると考えられます。
一方、ミュータンス・レンサ球菌の数が減ってもむし歯の発生が減るとは限りません。
1996年のはじめに発表された論文では、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなどの各国のデータを集めて詳細に解析したところ、
口の中のミュータンス・レンサ球菌の数とむし歯の発生率にはあまり関係がなく、むし歯の発生は口の中のミュータンス菌の数よりも食生活によって大きく影響されると結論しました。