24/03/11 08:45:03.19 mB+9aWdu0.net
■感染後の経過:
感染した時期により、経過が異なる。
乳幼児期に感染:持続感染する。
成人以降の感染:一過性の感染。ただしウイルスの型によっては持続感染する可能性あり。
感染しているかどうかは、B型肝炎の血液検査でHBs抗原が陽性/陰性かで判断。
陽性であれば感染している。
ただしHBs抗原が陰性化したとしてもウイルスは体から完全に排除されず、肝細胞のDNAに組み込まれ、生涯残り続けることが最近わかってきた。
B型肝炎既往者が、将来別の疾病により抗癌剤の投与やリウマチ治療で免疫抑制状態に置かれた場合、肝細胞内に居残っていたB型肝炎ウイルスが再活性化し肝炎を発症することがある。
このようなB型肝炎の再活性化はde novo肝炎、occult HBV等と言われる。