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健康食品の百年茶をつくり、ヒットさせている清水勲社長(65才)と先日久しぶりにレストランで食事をした。
席につくや「野沢さん、動物は塩やしょうゆなどで味つけしないで、自然のまま食べています。
味つけをするのは人間だけですが、これについてどう思いますか?」と尋ねられた。
「当り前ですよ。彼らは文化を知らないので、使いたいと思ってもできないのですよ」と答えたら、「そこがイカン。
文明は逆進歩で、自然のままの方がよいのに、加工したり、添加物をまぜたりロクでもないことをしてきた。
それを進歩といって自慢している」と自然食主義の人によくある意見がかえってきた。
「そう言えばフランス料理でソースがこっていたり、香辛料が多種多量に使われるのは、腐りやすい肉をおいしく食べる工夫だと習いました」と、敬服の意を表し、
結論は「無理して高価なステーキを食べ、栄養がいっぱいあると信じるのは誤解である」ということに落ち着いた。
その夜のメニューは肉でなく、魚と野菜サラダになったことはいうまでもない。
ビルダーでも一般の人でも、やたら食塩を使い、ソースをかけて食べる人が多い。
われわれが食品店で買って、そのまま口に入れるだけで、添加物は意外に多く使われているのに、さらにテーブルで添加物をふやすことは百害あって一利なしだ。
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これを「ヤギさんチームで勝てっこないよ」と評した日本ハムのメニューと比べてみよう。
親会社が親会社だけあって、肉食が重視されている。
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