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近位尿細管におけるRubiconノックアウトマウスはメタボリックシンドロームを呈する
URLリンク(www.med.osaka-u.ac.jp)
Rubiconはオートファジーを普段から抑制している分子で、その機能を抑えるとオートファジーが活性化されるはずです。そこで腎尿細管でだけRubiconが存在しないマウス(以後KOマウスと呼びます)を作成し、オートファジー亢進マウスとして解析しました。
KOマウスでは確かにオートファジーが亢進していましたが、虚血などのストレスを与えても、通常のマウスと比較して特に腎臓が守られるわけではないということがわかりました。がっかりした私たちはそれでも観察を続けました。そうすると意外なことにKOマウスは年を重ねるごとに肥満を呈することがわかりました(図1)。