22/10/03 20:15:31.62 MutNe/iB0.net
>>688繋がりの転載
異常に糖質制限や断食を毛嫌いしてる王城ブログですが書いてる内容はまともです
BMI 23.7±4.6 の17人の健常者を集め、3食摂取、朝食抜き、夕食抜きの3つのグループに分けられ、食後血糖値や炎症応答等が調べられました。
すると、昼食後の血糖値は、夕食抜きよりも朝食抜きで高くなり(+46%)、絶食時間が長いほど、昼食後の炎症応答が高まりました。
論文では、朝食のスキップによる脂肪酸化の増加(遊離脂肪酸の増加)は、長期間の絶食に応答した代謝不全性の発症を示唆しており、軽微な炎症およびグルコース恒常性の障害をもたらす、と結論付けています。
この軽微な炎症反応というのは無菌性炎症と呼ばれ、皮下脂肪や内臓脂肪の脂肪組織内好中球がケモカインやサイトカインを放出してマクロファージの浸潤を促進し、慢性炎症を引き起こす要因となります。
そして、この慢性炎症がインスリン抵抗性を惹起し、膵β細胞の機能障害につながって行きます。
結局、糖尿病患者だろうが健常者だろうが、絶食時間が長くなるような朝食抜きを頻繁に行えば、ろくなことにはならないということです。
ちなみに、この脂肪組織の慢性炎症を手っ取り早く何とかする方法は、あります。
顆粒球に注目した運動トレーニングによる肥満マウスの慢性炎症抑制メカニズムの検討
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