17/02/02 07:40:27.84 AM3nyWXy0.net
この馬鹿は、「面積比」なんて言葉も使っている。二焦点レンズで各面積が同じなら
面積は50対50。だから光量は半分、なんて言っているわけだw
この考えは上の「窓」の発想の帰結であって、実に素朴。
田舎のお婆さんが考えるような理屈であるw
この誤りは、光源から放射される光の量(光量)と、光に照らされる場所の明るさ(照度)
を区別できていないところから生じているものと思われる。
例えば60ワットの白熱電球の光量は約800ルーメンと言われている。
この明るさ(光源自体の明るさ)は周囲の状況によって変化するわけではない。
四畳半の部屋にぶら下がっている場合も、体育館の天井から下がっている場合も
変わらない。
しかし、その電球に照らされる場所の明るさは、その場所の広さによって違ってくる。
電球一個で照らした場合、四畳半と体育館では明るさは全く異なる。
言うまでもないことだ。
窓が一つの場合と二つの場合で部屋の明るさが異なのは、窓が光源として部屋を
照らしているからだ。だが、窓が一つだろうと二つだろうと、部屋の外の明るさは
変わらない。
目で見ているもの(目に入ってくる光)は、それ自体光を発している(といっても
だいたいは太陽光や照明光の反射だが)。光を発しているから見えるわけだ。
(被写体が光を発しているからこそ反射光式の露出計が存在するわけでw)。
だから目に入ってくる光として問題にすべきは、光源から放射される光の量であって
その場所の明るさではない。窓なんて例えを出すのは噴飯ものなのである。
こうしたことはカメラによる写真撮影で誰もが経験済みのはずだ。
夏の晴れた日の海岸、ただし屋根の庇の下は暗く陰っている、という状況を思い浮か
べて欲しい。庇の下から太陽に照らされた砂浜を撮影するとする。
この場合にカメラのレンズに入ってくるのは太陽に輝く砂浜だ。だからISOも絞りも
シャッター速度も砂浜に立って撮影する場合と変わらない。そこが庇の下で薄暗い
かどうかは関係ないのである。