24/09/25 23:02:55.58 OMCumWry.net
ベトナム戦争では、アメリカ軍が1961年から1971年まで南ベトナムの密林や穀倉地帯に枯れ葉剤を散布しました。枯れ葉剤は、解放戦線の隠れ家であるジャングルを絶滅させ、農作物を汚染して食糧を奪う目的で散布されました。
枯れ葉剤には、毒薬ダイオキシンが含まれており、人体や環境に多大な被害をもたらしました。枯れ葉剤の被害は、次のようなものがあります。
直接浴びたり、散布地域の水や農作物を口にしたりした人に、がんや糖尿病などの疾患が発生する
子や孫にもまひや奇形、視覚・聴覚障害などが起こる
ベトナム人480万人が枯れ葉剤にさらされ、犠牲者は300万人とされています。
枯れ葉剤の製造企業は米ダウ・ケミカルやモンサントなどです。ベトナムの団体「枯れ葉剤/ダイオキシン被害者協会(VAVA)」は、2004年からダウ・ケミカルやモンサントなどの企業を相手に米連邦裁で訴訟を起こしましたが、2009年に棄却されています