24/04/01 17:43:15.30 ekMt57tp.net
野手では“宗山越え”の大器が埼玉に…?
ここまで、野手の話がなかなか出てこない。
「センバツの選手たちが現状の高校野球のトップレベルとして、その記憶が鮮やかなうちに見たいとしたら、やっぱり、花咲徳栄の石塚(裕惺・遊撃手・181cm81kg・右投右打)しかいないんです」
ある幹部クラスのスカウトの方が、こんな話をしてくださった。
「今年のショートは、みんな、明治(大)の宗山、宗山(塁・遊撃手・176cm76kg・右投左打・広陵高)って言いますけど、私、個人的には石塚も十分いいんじゃないかと思いますね」
高校生の石塚遊撃手が、大学生の宗山選手より4歳年下なのがポイントだという。
「広陵の頃の宗山も何度か見てますけど、当時の比較なら、トータルで今の石塚でしょう。(花咲)徳栄でいえば、4年前の井上(朋也・内野手・ドラフト1位でソフトバンク入団)は、パワーはあったけど強引な面があった。今年の石塚は、右方向の長打を実戦の勝負どころでも打てるバリエーションの広さがあるし、フィールディングも送球の安定感があります」
ならば、宗山遊撃手のほうは?
「たしかに、なかなかエラーしない正確無比な守備力は、ピッチャーがいちばん助かるタイプ。ただ、鳥谷(敬・元阪神ほか)にはなれないかな。つまり、クリーンアップはちょっときびしいかな……と。そこいくと、石塚のほうは、もしかしたら坂本勇人(巨人)になれる可能性がある」