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野村克也が語る「プロ意識」
2018年3月21日(水) 11:01
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前回記したとおり、私が監督として見た阪神タイガースには、まったくそれがなかった。ある意味、このプロ意識のなさが、阪神の“伝統”なのだ。
私が選手として長く在籍した南海ホークスは、リーグこそ違えど同じ関西のチーム。
ただし、いつもスポーツ紙の一面に載るのは阪神だった。典型的な人気先行型のチーム。だから、われわれは内心、阪神の選手をバカにしていたものだ。
「環境が人を育てる」というとおり、歴代の阪神監督を見ても、藤本定義さん以外、名監督は出ていない。
要は、タニマチ球団なのだ。大阪だけでなく全国どこへ遠征に出かけてもタニマチがおり、選手は連日、彼らに誘われ、夜の街へと出かけてしまう。
遠征先のホテルに残っているのは、いつもマネジャーと私だけだった。なぜ誰も不思議に思わないのだろう。