20/01/25 11:51:23 GQKzmE8Rp.net
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天と地ほども違う! 日米プロ野球の春季キャンプ事情
間もなくプロ野球はキャンプのシーズンを迎える。至近距離で躍動するプロ野球選手を見ることができるのは、キャンプならではの至福の時間ではある。
NPBの「キャンプ」は、MLBの「スプリングトレーニング」に範をとったものだが、その中身は天と地ほども違っている。
日本のプロ野球では「春季キャンプ」とは端的に言えば「合宿」だ。
12月、2月は「野球協約」によってウィンターリーグなどの例外を除いて球団は選手にユニフォームを着せることも、練習させることもできない。
2月1日にようやく解禁となって、球団は選手に野球をさせることができるのだ。もっともこのルールも「合同自主トレ」で骨抜きになってはいるが。
>MLBのキャンプ(スプリングトレーニング)は似て非なるものだ。まず、スタート時期は2月1日ではなく2月中旬だ。投手陣は野手よりも数日早くキャンプインする。キャンプ地はフロリダ州とアリゾナ州の2ヵ所。
キャンプインする選手のステイタスは3つ。
(1) メジャー契約(40人枠)に入っている選手
(2) メジャー契約はしていないがその球団とマイナー契約している選手
(3) キャンプ招待選手
(1)のメジャー契約している選手は、正選手ということができるが、MLBの公式戦でプレーできる選手は26人(今年から1人増えた)だ。これをアクティブロースターというが、このアクティブロースターをめぐって40人枠の選手は競争をすることになる。
(2)の傘下のマイナー契約選手は20代前半の若手選手だ。彼らは「お試し」でメジャーのキャンプに呼ばれている。大部分が数日でマイナーキャンプ行きを命じられる。しかし彼らは、原則としてマイナー選手としてチームにとどまることができる。
(3)のキャンプ招待選手、いわゆるNRI(Non-Roster Invitees)は、前年までにMLB球団をFAになって所属先が決まっていない選手が、キャンプに参加するというものだ。
身分的にはマイナー契約となる。ベテラン選手が中心。MLBでは、一時はレギュラーで活躍した選手や、オールスターに出場した選手でも実力が落ちればNRIになる。