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女子プロ野球、手探り第一歩 関西2球団で23日開幕
2010年4月20日11時34分
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実は2球団の根っこは同じといってもいい。リーグは、「ブルーベリーアイ」が主力商品の健康食品会社、わかさ生活(本社・京都市)が全面的に支援している。
昨年8月に発足した日本女子プロ野球機構(片桐諭代表)の資本金3億円を出資。発足時に「1球団あたり1億3千万~1億5千万円」と説明していた経費も負担する。その中には、独立リーグと比べて悪くない選手の年俸200万円も含まれる。
わかさ生活は、これまでも少年野球や高校女子硬式野球の活動を支援してきた。「女子野球の地位を向上させたい」。
同社の意向を代弁するのは片桐代表。この取り組みに、どれだけのスポンサーが共鳴してくれるか。将来は全国に球団を増やしたいという。
女子プロ野球は戦後すぐの1950年に一度、誕生している。一時は全国に25チームほどあったが、2年で幕を閉じた。当初は人気を呼んだというが、組織もチームの経営基盤も弱かった。
米国でも98年に女子プロリーグが44年ぶりに再興したが、不人気で1カ月で休止した。