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“頂き女子”はこうして生まれた…詐欺の被告「りりちゃん」独占手記 87枚に綴られた絶望からの成功と破滅まで
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失望と怯えの日々の中、心のよりどころだったのは母親の存在でした。
(手記より)
「私は、母親のことが好きでした」「唯一心置きなく話せるのが母親だけだったからです」
しかし、アトピーに悩み同級生から心無い言葉を浴びた娘に母親が言い放った一言は、「失望」を「絶望」に変えたといいます。
(手記より同級生の発言)
「あいつのことさわってこいよ」
(手記より)
「自分が、バイ菌のような扱いを受けてると気づいて時間が止まりました」「母にそのことを相談してみました」
それに母親が「気のせいでしょ」と答えたことが「すごくすごくすごく、それが悲しかった」と手記には書かれています。
家族について記した文字は、涙で滲んだような個所がありました。
判決を6日後に控えた4月16日、両親への取材を試みましたが、自宅はインターホンを押しても応答はありませんでした。