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八尾市３人殺傷、二審も死刑＝大阪東京高裁、５８歳男の控訴棄却
時事通信 / 2018年2月14日 12時17分
八尾市で２０１４年、高齢者の男女３人が自宅で殺傷された事件で、強盗殺人などの罪に問われた宮川朋也被告（５８）の控訴審判決が１４日、大阪高裁であった。
栃木力裁判長は「非力な高齢者に対する一方的な凶行で、卑劣で冷酷だ」と述べ、死刑とした一審田井中地裁の裁判員裁判判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。
栃木裁判長は「金を手に入れようと準備した包丁やバールをちゅうちょなく使用しており、殺害を想定していた」と認定。
計画性は低かったとする弁護側の主張を退けた。
判決によると、宮川被告は１４年１１月、八尾市の小島由枝さん＝当時（９３）＝を包丁で刺殺し現金５０００円を奪った。
同年１２月には同市の川浦種吉さん＝同（８１）＝を刺殺し、妻の胸を刺して重傷を負わせた。
［時事通信社］
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