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少女にも責任がある
ことし７月、大阪・貝塚市の海水浴場で少女に乱暴したとして逮捕され処分保留のまま釈放された巡査長について
大阪府警察本部は警察への信用を著しく失墜させたとして懲戒免職処分にしました。
懲戒免職になったのは大阪・布施警察署の永田昌也巡査長（２７）です。
巡査長はことし７月、貝塚市の海水浴場で知り合った１０代の少女に酒を飲ませた上で乱暴したとして逮捕され、
先月、処分保留のまま釈放されていました。
大阪府警察本部は、きょう、公衆の面前でわいせつな行為をしたとして公然わいせつの疑いで巡査長を追送検するとともに、
警察への信用を著しく失墜させたとして懲戒免職処分にしました。
また、ともに海水浴場を訪れていた２５歳と２２歳の巡査２人を別の少女にわいせつな行為をした準強制わいせつの疑いで
書類送検し停職３か月と１か月の懲戒処分にしたほか、３０歳の巡査長も別の少女とキスをするなどしたとして減給の懲戒処分にしました。
警察によりますと、永田巡査長は容疑を否認していて処分について、「納得できない」と話しているということです。
大阪府警察本部は警察内部の不祥事を調べる監察の担当者が６５の警察署すべてを回り、再発防止策を徹底するよう指導することにしています。