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相手の顔面を殴ってけがをさせたとして、神奈川県警暴力団対策課は31日、傷害容疑で、同県大和市鶴間の自称建築業、前季利(ひでとし)容疑者(45)を逮捕した。
容疑を認めている。
逮捕容疑は9月8日午後11時5分ごろから約5分間、大和市内の飲食店で、住所不定、無職の宮崎怜次容疑者(28)=前容疑者への傷害容疑で逮捕=に顔面を殴るなどの暴行を加え、
ほお骨を折るなど全治約1カ月のけがを負わせたとしている。
同課によると、前容疑者は10人ほどのグループで店を訪れ、飲み物を手に乾杯を行ったところ、先に入店していた宮崎容疑者ら5~6人から「何を乾杯していやがるんだ」と因縁をつけられ、殴り合いになったという。
前容疑者は取り調べに対して「知らない男に殴られたので、殴り返した」と供述している。
両グループは大和市周辺で活動する不良の集まりだといい、自称指定暴力団住吉会系組員の男(28)も、前容疑者への傷害容疑で宮崎容疑者とともに逮捕されている。
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2018年10月31日 18時40分 産経新聞