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★駐日トルコ大使、会見で大いにボヤく!「日本みたいに平和なら…」 クーデター未遂から1年、心境語る
2017年7月26日 7時0分 withnews
トルコで昨年7月に起きたクーデター未遂事件から1年がたちました。
この節目に合わせ、トルコのアフメット・ビュレント・メリチ駐日大使が、
東京都内で記者会見を開きました。非常事態宣言が今も続くトルコの混乱に、
「日本のように平和的なら……」と、ボヤキ節も聞こえてきました。(朝日新聞記者・野上英文)
東京都渋谷区神宮前の坂道に建つトルコ大使館。7月14日、手荷物検査を終えて
案内された記者会見場は、敷地内にある白が基調の大使公邸でした。
20人ほどが座れる立派な長机に記者たちが向かい合って座っていると、
メリチ大使がトルコ国旗を背にした「お誕生日席」に着席。
「今日は、去年に行われたクーデター(未遂)についてお話ししたいと思います。
よろしければ、これからトルコ語で話して、通訳をいただきましょう」
隣に座った大使館職員がメリチ大使の発言を聞き取り、日本語で代弁するスタイルで会見は進みます。
「日本では間違った解釈が進んでいる気がする」
メリチ大使の第一声は、日本のトルコ報道への苦言から始まりました。
「欧州メディアからの引用が多い印象。トルコが独裁的体制であるとか、
民主体制が障害を負っているとか。書いている人はどういう基準で定義しているのか」
発言の念頭には、トルコで大統領権限が大幅に強化されることや、
当局によるメディア関係者の収監が相次いでいる問題があります。
「これまで単独政権がマレで、安定して決定を下すことに支障があった。
トルコは、地政学的に世界で最もホットな位置にあり、紛争も続く。素早く判断せねばならない環境なのです」
「(逮捕された人たちは)報道陣を装ってテロ組織活動をしている」などと主張しました。
強い文言ですが、大使の声は大きくはなく、5メートルほど離れている私には聞きづらいほど。
「ボヤキ節」のように聞こえました。
トルコのジャーナリストの拘束に関して、記者との主なやりとりを紹介します。
◇
メリチ大使「いま拘束されている報道陣は150人います。そのなかで、黄色い身分証を持った、
はっきりとした身分は2人のみ。その他は報道陣を装って、テロ組織の活動をしているのです」
ーーその黄色い身分証とは、誰が出しているのですか?
メリチ大使「首相府にある組織です。公式に報道機関とされている」
ーー政府にとって都合のよい報道記者だけを認めているのではないでしょうか。
健全な民主主義に資するとは思えませんが?
メリチ大使「身分証は、申請があれば発行する義務がある。政権に反対する記者も
含めて発行せざるを得ない。事実上、政権を支持してない活動が、黄色いバッチを
付けて続けているケースもある」 (以下リンク先で読んでください)
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