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2017.7.19 20:17
★経理担当らが計4700万着服 新聞協会、幹部ら隠蔽
一般社団法人日本新聞協会は19日、事務局の職員ら2人が
平成19~24年に、協会などの会計から計約4700万円を
着服していたと明らかにした。当時の事務局幹部らは事態を
把握した後も、協会会長や理事会に事実関係を報告せず隠蔽していた。
協会によると、経理担当の職員が19年9月~21年2月、
自身の株取引の損失を埋めるため、協会の会計から約3314万円を流用。
また別の嘱託職員も20年3月~24年7月、協会が業務委託を
受けている団体の会計から約1473万円を着服していたという。
当時の事務局幹部ら3人は、21年と24年にそれぞれの事案を把握。
表沙汰になるのを避けるため、民事訴訟や刑事告発の手続きを
取らないことを条件に返却させ、自主退職させていた。
協会は6月、国府(こうの)一郎前事務局長らが部下にパワーハラスメントを
していたと発表。今回の着服は、パワハラに関する調査の過程で判明した。
国府前事務局長は職員へのパワハラで5月に辞任しており、
着服の隠匿にも関与していたという。
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